慶長の兄弟商品として生まれた『慶凰』。
そのかたちが卵型だったことから
縁起の良い鳳凰に由来して名付けられました。
それはアーモンド一粒をおかきの生地でくるみ、
細かく裁断したあられを纏わせた逸品。
さまざまなナッツ類を試した結果、
油分が豊かなコクを生むアーモンドに辿り着きました。
「お客様に常にワクワクしていただける
魅力的な米菓を作り続けたい」という
設立当時の想いから生まれた『慶凰』は、
米菓の可能性を新たに拓き、
不動の人気を集める商品となりました。

アーモンドを包んだ生地は、
内側と外側の水分量のバランスが悪いと
乾燥する時に裂けてしまいます。
しかし、裂けないように留意しすぎると
固くなってしまい美味しさが損なわれます。
『慶凰』はその最適なバランスを維持するために、
自然乾燥以外で生地を乾かす唯一のおかき。
温度や湿度を電気制御で管理した上で、
さっくりとしながら割れない生地に仕上げます。